省エネ、カーボンニュートラルの世界的気質が高まる中、先進国におけるその重要性は特に高い。この状況下で他国に比べ低いとされる日本の住宅窓周りの断熱性能基準において、国内の樹脂サッシの中でも最上位クラスの断熱性能を発揮する本製品の開発は高く評価出来る。高断熱の樹脂サッシフレームの中空部へ断熱材を高密度に充填し、更にプラズマディスプレイ製造技術を応用した真空断熱ガラスGlavenirと、高透過Low-Eガラスを組み合わせた真空断熱トリプルガラスを採用することで、従来通りの一般的なサッシ厚みを維持しながらも強力な断熱性能を確保している点は、今後の一般住宅への波及という観点からも重要なポイントであろう。【審査員コメント】3
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