目地シーリング施工についてシーリング材およびプライマーの推奨品目地シーリング施工手順および、施工上の注意●推奨シーリング材は、アクリルひび割れの原因となる、フタル酸エステル、PPGLなどの可塑剤や高沸点の芳香族系溶剤を含まないグレードです。 但し、プライマーに付きましては外壁との相性がありますのでメーカーへの確認をお願いいたします。●上記に記載のないものにおきましても、同様な可塑剤や溶剤を含まないものであれば同等の効果が見込まれますので使用することに問題はありません。 尚、同仕様の物が外壁との関係等で使用できない場合は、フタル酸エステルや高沸点の芳香族系溶剤を使用していないノンブリードタイプのシーリング材を使用してくだ さい。1.接着面の清掃接着面の汚れの清掃は、水をつけた布などで表面の汚れをふき取るか、0.5%~1%の中性洗剤水溶液をつけた布などで表面の汚れを除去し、水洗い後乾燥拭きしてください。※有機溶剤、アルコールなどで清掃し、これらが付着すると変色やひび割れの 原因となります。6.ヘラ仕上げヘラは目地幅に合ったものを使用し、シーリング材が目地の隅々まで行き渡るように加圧しながら行ってください。マスキングテープの際の仕上げは、テープの食い込みのないように、また仕上げ面がテープ際から離れないように注意してください。ヘラ仕上げ後、シーリング部にコーティング材などをスプレー塗布する場合は、噴霧液がサッシにかからない様に、養生を十分に行ってください。※コーティング材によっては変色やひび割れの原因となることがあります。8.充填後の清掃および美装汚れの清掃は、水をつけた布などで表面の汚れをふき取るか、0.5%~1%の中性洗剤水溶液をつけた布などで表面の汚れを除去し、水洗い後乾燥拭きしてください。窓以外を美装、塗装する場合は、窓に対する養生を十分に行なってください。※有機溶剤、アルコールなどで清掃し、これらが付 着すると変色やひび割れの原因となります。7.マスキングテープの除去マスキングテープの除去は、ヘラ仕上げ後直ちに行ってください。※他の部位に、シーリング材が付着しないように注 意してください。2.バックアップ材の装填所定の目地深さが保たれるように適正な形状のバックアップ材を装填してください。3.マスキングテープ貼りマスキングテープは、プライマーの塗布前に所定の位置に通りよく貼り付けてください。テープの粘着面が被着面に残ったり、被着面を汚したりしないものをご使用ください。4.プライマー塗布被着体に適応したプライマーをご使用ください。目地形状に適した刷毛を用いて、液だれがおこらないように薄く均一に塗布してください。5.シーリング材の充填充填の際はプライマー塗布面以外にシーリング材が付着しないように注意してください。※シーリング材によっては、プライマー 塗布面以外に付着すると、変色や ひび割れの原因となることがあります。サッシと外壁の目地シーリング材およびプライマーは、「アクリル樹脂素材」適用品をご使用ください。適用品以外は、窓の変色またはひび割れ(クラック)が発生するおそれがありますので、使用しないでください。剤洗性中剤洗性中シーリング材種類製品名メーカー名プライマー変成シリコーン系POSシールマルチノンブリードセメダイン株式会社樹脂用途はノンプライマー変成シリコーン系SRシールH100コニシ株式会社/サンライズMSI株式会社1液変成シリコーンLM専用プライマーポリウレタン系オートン超耐シーラーTF2000オートンイクシードオートンサイディングシーラントオート化学工業株式会社OP-2019シリコーン系8051N 脱アルコールタイプセメダイン株式会社樹脂用途はノンプライマーSHANON WINDOW43
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